長生きより「よく生きる」——60代から意識したい4つの寿命

ほんわか日誌
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「人生100年時代」という言葉が当たり前になってきました。

でも、ただ長生きすることよりも、「どう生きるか」の方がずっと大切——そう感じている方も多いのではないでしょうか。

健康寿命、資産寿命、認知機能寿命。この3つはよく耳にするようになりましたが、最近「4つ目の寿命」があることを知りました。

それが、人間関係寿命です。

4つの寿命はそれぞれ独立しているようで、実は深くつながっています。どれか一つだけ長くても、豊かな人生にはなりません。今回は、この4つについて一緒に考えてみたいと思います。

「4つの寿命」とは何か

私たちの親世代と比べても、平均寿命は大きく伸びました。

これからは「長生きすること」よりも、「どう生きるか」 が問われる時代になってきたように感じます。

豊かな人生後半を支えるのは、次の4つの寿命だと言われています。

寿命 意味

健康寿命 介護を必要とせず、自立して生活できる期間

資産寿命 生活に必要なお金が続く期間

認知機能寿命 自分で考え、判断し、行動できる期間

人間関係寿命 社会とのつながりが続く期間

この4つは互いに深く関係していて、どれか一つだけ長くても、豊かな人生にはなりません。

健康寿命——豊かな人生の土台

まず大切なのは、健康寿命です。

現在、日本では平均寿命と健康寿命の間に大きな差があります。

男性で約9年、女性で約12年——つまり多くの人が、人生最後の約10年間を、何らかの支援を受けながら過ごしていることになります。

長生きはもちろん喜ばしいことですが、自分らしく生活できる期間が長い方が幸せだと感じる方も多いのではないでしょうか。

健康寿命を延ばすためには、日々の積み重ねが大切です。

適度な運動

バランスの良い食事

良質な睡眠

禁煙

健診・検診の受診

厚生労働省の健康づくりの取り組みでも、まずは「今より1,000歩多く歩く」ことが勧められています。

私自身も、デスクワークや勉強が続くと運動不足になりがちです。そこで最近は、通勤時にバスに乗らず駅まで歩くなど、意識して体を動かすようにしています。小さなことですが、続けることに意味があると思っています。

資産寿命——安心して暮らすための備え

健康であっても、お金の不安が大きければ安心して暮らすことはできません。

そこで重要になるのが、資産寿命です。

社労士として年金制度を学ぶ中でも感じるのは、公的年金は老後の大切な柱ですが、それだけで全てを賄うのは難しいケースもあるということです。

現役時代から少しずつ準備しておくことが、やはり大切です。

その中でも見落とされがちなのが「住まい」の問題です。

持ち家か賃貸かという議論は昔からありますが、大切なのは**「自分がどんな老後を送りたいか」** を早めにイメージしておくことです。

住居費は老後の固定費の中でも大きな割合を占めます。

将来どこで・どんなふうに暮らしたいかを考えておくことが、資産寿命を大きく左右します。

認知機能寿命——「自分で考え、動ける」期間を長く

身体が元気でも、判断力や記憶力が低下すると、日常生活や資産管理が難しくなります。

だからこそ、認知機能寿命も大切な視点です。

認知機能の維持に効果的とされているのは、

読書や学習

人との会話

趣味への挑戦

適度な運動

などです。適度な運動やバランスの良い食事は、身体だけでなく脳の健康にも良い影響を与えます。

社労士の勉強を続けたり、ブログを書いたりしていることも、実は脳の活性化につながっているかもしれません。

「勉強が認知機能の維持に役立っているならば、それは一石二鳥だ」と思うと、少し励みになります。

人間関係寿命——つながりが、命を支える

最後に紹介したいのが、人間関係寿命です。

高齢者世帯の中でも、単身の方が孤立するケースは少なくありません。社会的なつながりがなくなると、フレイル(心身の虚弱)が進み、認知症や病気に気づくのが遅れて重症化してしまうことも。

世界保健機関(WHO)も、社会的なつながりが健康状態の改善や寿命の延伸につながる可能性を指摘しています。

定年退職後、仕事上の人間関係がなくなった途端に社会との接点が減り、孤立してしまう方も多いと聞きます。

身体が健康で、お金の心配もなく、頭もしっかりしていても——友人も居場所もないというのは、やはり寂しいことだと思います。

私自身、社労士活動や地域の活動に関わる機会が増える中で、職場以外のつながりが少しずつ広がってきました。

特に自分より若い世代の方と接すると、新鮮な刺激をたくさんもらえます。「自分もまだまだ挑戦できる」という気持ちが自然に湧いてくるのも、つながりの力だと感じています。

現役のうちから、趣味・地域活動・ボランティアなど、自分の居場所を複数持っておくことが大切なのかもしれません。

まとめ:4つのバランスが「よく生きる」につながる

健康寿命・資産寿命・認知機能寿命・人間関係寿命。

この4つはそれぞれ独立しているようでいて、実は互いに深くつながっています。

健康な身体が認知機能を支え

人との交流が脳を活性化し

十分な資産が安心した生活を支える

どれか一つだけでなく、バランスよく意識していくことが、豊かな人生後半につながるのだと思います。

私自身も60代を迎え、これからの人生を考える機会が増えてきました。

健康のために歩き、人とのつながりを大切にし、将来に備えて学び続ける——そんな小さな積み重ねが、人生後半をより楽しく充実したものにしてくれると信じています。

みなさんは、4つの寿命の中で今いちばん気になっているものは何でしょうか?

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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