リード
何かの役に立つかもしれない――。
そんな思いで取得した資格が、時を経て思わぬ形で自分を助けてくれることがあります。今回は、修了証を探しながら気づいた「資格の本当の意味」について綴ります。
目次
- 何かの役に立つかもしれないという思いで
- 忘れていた資格
- 新しい世界との出会い
- 思いがけず訪れた“出番”
- 探しものの末に見つけた気づき
- 終わりに 〜資格のその先へ〜
1.何かの役に立つかもしれないという思いで
これまで私は、興味のあることや「将来、仕事の肥やしになるかもしれない」と思うことに、いくつか挑戦してきました。
そのひとつが 食品衛生責任者 の資格です。
今から10年ほど前、定年退職後に揚げパン屋さんを始めた先輩から、
「講習1日で取れるし、将来何かの役に立つかもしれないよ」
と勧められ、軽い気持ちで受講しました。
当時は施設管理の仕事をしており、防火管理者や普通救急講習なども必要に応じて受講していましたので、その延長のような感覚でした。
「もし今の仕事を辞めたら、喫茶店でもやろうかな」
そんな淡い思いを抱きながら、無事に修了。
そして数年が経ち、その資格のことはすっかり記憶の彼方へと消えていました。
2.忘れていた資格
月日は流れ、私も定年退職。
一念発起して、新たな活動を始めました。
これまでとは違う環境の中で、新しい人との出会いがあり、学ぶ機会が増え、「今の自分にできることで、人の力になりたい」と思うようになりました。
3.新しい挑戦とイベント計画
昨年、息子が参加するイベントに私も一部参加できるチャンスがありました。
初対面の人達にもたくさん声をかけていただいて、とても楽しい時間を過ごすことができました。
そして、最近、その息子から来年は一緒に出店しようと声がかかりました。
私にできるかなと不安はあります。
しかし、日に日にやりたいという思いが高まってきます。1年先のことで、できるかどうかはわかりませんが、準備を始めるのに早いことはありません。
そのイベントにはさまざまなブースが出店されています。
息子以外にも 私たちに協力してくださる方もいて、何か出店できないかと話し合っています。
もちろん、協力者はたくさんいた方がいいので、これから人集めです。
そして、何を出店するかということです。
思いついたのが、
「安くて、美味しくて、手軽に食べられる食品の販売」です。
メニューはこれから協力者とともに検討しますが、加工食品を販売する場合には保健所への営業許可申請が必要です。そしてその条件のひとつが、
「従事者の中に食品衛生責任者がいること」
そこで思い出しました。
――そういえば、私、資格を持っていたはず。
4.修了証はどこへ?
いざ必要となってみると、あれ!?
修了証がどこにあるのか、全く覚えていないのです。
家の中をあちこち探し、再発行の手続きまで調べることに。
思わぬ手間と時間がかかりました。
結果として無事に見つかりましたが、
「せっかく取得したのに、その大切な修了証の存在を忘れていた自分」に苦笑いでした。
5.探しものの末に見つけた気づき
今回の出来事から、あらためて感じたことがあります。
資格は“取得すること”が目的ではない。
どう活かすかが大切なのだ。
資格取得には、難易度の差こそあれ、費用も時間も労力もかかります。
それは本来、未来の自分への投資だったはず。
社労士として新たなスタートを切った今、
自分への戒めとしてこう思います。
せっかく取得した資格を、タンスの奥に眠らせない。
自分のため、人のために活かしていこう。
探していたのは修了証でしたが、
本当に見つけたのは「資格の意味」だったのかもしれません。
終わりに 〜資格のその先へ〜
これは私の体験ですが、皆さんにも心当たりはありませんか?
取得したまま活かせていない資格。
あるいは、資格でなくても、得意なことや好きなこと。
それらを活かせる場面は、きっと思っている以上にあります。
人生はまだまだこれから。
自分の特技や経験を活かして、
人の役に立ちながら、楽しみながら歩んでいきたいものです。
| 最後まで読んでいただき、ありがとうございます。現在、開業・勤務以外、その他社労士として、都道府県社労士会や全国社労士会のweb研修、所属支部の勉強会に参加しながら、開業することをめざして、日々研鑽に努めています。これから社労士やその他の様々な資格取得をめざして勉強している方や、これからの人生をどのように充実させていこうかと考えておられる中高年の方々に少しでも参考となる、元気になる、情報を発信していきたいと考えていますので、どうぞ、よろしくお願いします!人生はまだまだこれからです。一緒に楽しみながら、頑張っていきましょう〜♪ |
