社労士会に求められる職業倫理 〜倫理研修から学ぶマインドづくり〜

社労士修行
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社会保険労務士として登録すると、避けて通れないのが「倫理研修」です。
一見すると堅く感じられるこの研修ですが、実際に受講してみると、社労士として業務を行ううえでの姿勢や覚悟を改めて見つめ直す、非常に重要な機会であると感じました。
今回は、倫理研修を通じて学んだ「社労士に求められる職業倫理」について、自身の理解を整理しながらまとめてみたいと思います。


倫理研修を受講して感じたこと

「倫理研修」と聞くと、学生時代の道徳の授業を思い出す方も多いのではないでしょうか。
私自身も、受講前はどこか抽象的で、形式的な内容を想像していました。

改めて「倫理」と「道徳」という言葉を調べてみると、AIによる説明では「倫理」は社会的な規範で、「道徳」は個人的な規範という違いがあるようです。

また「規範」とは、行動や判断の基準となる模範であり、社会生活におけるルールや価値観を指します。
こうして考えると、「道徳」は個人の内面に近いもの、「倫理」は社会全体の秩序やルール、価値観を支えるものだと理解できます。


社労士としての職業倫理とは何か

では、社会保険労務士に求められる職業倫理とは何を意味するのでしょうか。

社労士法第1条の2には、次のように規定されています。

社会保険労務士は、常に品位を保持し、業務に関する法令及び実務に精通して、公平な立場で、誠実にその業務を行わなければならない。

倫理研修の中でも、社労士は労働社会保険諸法令の専門家として、

  • 法令遵守
  • 品位の保持
  • 公明正大な姿勢

を強く求められる職業であることが説明されました。
場合によっては、公務員と同様に信用失墜行為として、厳しい懲戒処分の対象となることもあります。


倫理研修が義務付けられている理由

倫理研修が義務付けられている理由として、「独占業務と責任の重さ」があると思います。

社労士法第2条では、

  • 1号業務:労働・社会保険の申請・届出
  • 2号業務:帳簿書類の作成

が、特例として社労士の独占業務として定められています。

私なりの解釈ですが、これは社労士が、一般の方には認められていない「特別な権限」を業務上与えられているということです。
そしてその裏側には、それに見合うだけの重い責任と高い倫理観が求められているのだと感じています。

他の士業にも共通する部分ではありますが、改めて「責任ある専門職」であることを実感しました。


倫理研修の定期的な受講の義務付け

社労士としてあるべき姿を再認識し、不正を未然に防ぐため、各都道府県社労士会では5年に一度の倫理研修受講が義務付けられています。

この研修を受講しない場合、会則等の遵守違反となり、都道府県社会保険労務士会則に基づく「処分」の対象となる可能性があります。

何が違反に該当するのかを正しく理解し、常に意識しておくことが重要だと改めて感じました。


慣れが生むリスクと倫理意識の大切さ

業務に慣れてくること自体は決して悪いことではありませんが、「慣れ」は思わぬミスや判断の甘さを生む要因にもなります。
そのため、倫理意識については繰り返し確認し、意識し続けることが大切です。

現実として、毎年のように倫理違反で懲戒処分を受ける社労士がいるという事実もあります。
これは決して他人事ではありません。


おわりに 〜初心を忘れずに〜

倫理研修を通じて、社労士としての責任の重さと、常に自らを律する姿勢の重要性を改めて学びました。

私自身、人々の福祉の向上と社会の発展に貢献したいという思いで社労士になる決意をしました。

初心を忘れず、倫理意識を高く持ち続けること。
 

それこそが、社会から信頼される社労士であり続けるために欠かせない姿勢なのだと感じています。

今後もこの意識を大切にしながら、日々研鑽を重ねていきたいと思います。

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

現在、開業・勤務社労士以外のその他社労士として、都道府県社労士会や全国社労士会のweb研修、所属支部の勉強会に参加しながら、開業することをめざして、日々研鑽に努めています。

これから社労士その他、様々な資格取得をめざしている方や、これからの人生をどのように充実させていこうかと考えておられる中高年の方々に少しでも、元気になる、参考となる情報を発信していきたいと考えていますので、どうぞ、よろしくお願いします!

人生はまだまだこれからです。一緒に楽しみながら、頑張っていきましょう〜♪
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